konEKoshotenの日記

古本屋に突然訪れた3匹の子猫 子猫と周りの人間との日常です

ボロボロ障子

我はガタリと申す猫にて候。このところ我らの守乳母なる娘1のため息多くして「ウザイ」なり。
娘1の申すには、我ら障子紙を破り、柱をよじ登りしに家がボロボロになりつるこそわびしけれと。我らの障子紙を破りしはまことなれども、また我ら子猫なることもまことなり。子猫なればこそ、障子紙のビロビロになるがめずらしげにて遊ばざることをえず。我らの所業をかこちしより、我らに新しきおもちゃを与えることこそまめまめしき。心ひろく我らのいわけなさをめずる守乳母などあらまほしいことなり。