konEKoshotenの日記

古本屋に突然訪れた3匹の子猫 子猫と周りの人間との日常です

恐怖の日曜日

デリダ

予想されていた雨もなく少し暑いくらいの行楽日和。
家族は皆、店に出勤して静かな日曜日。
我々こしょ組合は、うつらうつらと、
いい気持ちで眠っていたの。
その時!
突然の大音響!
天地が割れんばかりの音。
そもそも私達って、大きな音にびっくりする性質でしょ。
少しの音にでも敏感に反応しちゃうの。
大きな音が一番きらい。
それなのに、
生まれてから初めてよ!
こんなにヒドイ音。
男の人が大きな声で怒鳴っているし、
変な音楽もガーガーって。

何?何がおこったの!

我々全員、金縛りにあったようになっちゃって、
恐怖に打ち震えるばかり。
掃除機の音など、この音に比べたら「ヘ」みたいなもん。
ビビリで有名な私でしょ。
もう腰を抜かしちゃった。

怖いようぉぉ!
怖いようぉぉ!

と、泣きたかったけど怖くて声も出なかった。

ひたすらこの恐ろしい「何か」が過ぎ去るのを待つだけ。
時間にしたら、15分くらいのことだったけど。
永久に続くように感じられたわ。
もう、ホント、死にそうだった。

あとで、聞いたら、「ウヨク」なんですって!

5メートルの近くに、
「ウヨクのガイセンャ」に来られてごらんなさいよ。
もう、猫なんてやってられないから。
二度と来ないで!ウヨク。
怖すぎっ。

byデリダ