konEKoshotenの日記

古本屋に突然訪れた3匹の子猫 子猫と周りの人間との日常です

当日4

あの惨状に最初は呆然としていましたが、とりあえず本を踏まなくても動けるようにしようと店番さんと片付け始めました。
まず、お向かいの会社のお兄さんなどご近所さんが「手伝おうか」とすぐに声をかけて下さいました。また、電車が止まった影響で、道には駅から出てきた人が増え始めていましたが、そういう人の中にも、惨状をみて声をかけて下さるかたも何人かいました。何時余震が来て、残った本が落ちてくるか、棚がさらに崩れるか分からない状況でしたし、そう大きい店ではないので何人もいるとかえって動きにくそうでしたので、ほとんどんの方には感謝とともに二人で大丈夫ですとお伝えしました。中には、こちらの制止を振り切って手伝ってくれる方も・・。
黙々と手伝ってくれたのは、若い男性がお二人。ひたすら落ちた本や倒れた棚にささったままの本をどかして運んで積み上げるという作業に飽いたころに、留学生の方が手伝ってくれて作業が進みました。また、本を大方片付け終えたころに、倒れた棚を立て直すという大仕事に力を貸してくれたのがバー勤務の方。片付け終えたのは5時過ぎになりましたが、本当に店番さんと私の女二人だけではもっと時間も体力も消費してしまったことでしょう。この場を借りて御礼。片づけを手伝ってくださって本当にありがとうございました。
もちろんあの惨状に心配して声をかけてくださった方々、またわざわざ当店を心配して様子を見に来てくださったご近所さんやお得意様、そしてあの地震のあと余震が続く中で当店をご利用してくださったお客様方にも、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
あー5時くらいに店番のIさんに帰ってもらい、いつも通り8時に店は閉めたのですが・・本来Iさんの店番は3時まで、3時からは別の店番のKくんが来てくれるはずでした。そのKくんはなんと三鷹から店まで歩いてきてくれました・・が、到着8時・・。いやはや、お疲れ様です。

片づけ中のひとこま。天井から突っ張り棒&飾りのリースが垂れ下がっているのがおわかりになるかと。

あーたいへんだったー