konEKoshotenの日記

古本屋に突然訪れた3匹の子猫 子猫と周りの人間との日常です

病院

今日はワクチン接種に行ってきました。これで幼猫時の分(各生後2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月目接種)は終わり、次は一年後になります。そう、ワクチン3回目ということはもう生後4ヶ月になったということなのです。7月の終わりに突如河野書店にもたらされた、私の手の中に収まる程小さな赤ん坊達がいつのまにか立派な猫になりました。
では、いつもながら顛末でも。
まず、病院に行こうと思ってハタと困ったのが運搬方法です。前回までは一個のキャリーにどうにか詰めて連れて行けましたが、さすがに今回は無理そう。子猫3匹を無理矢理詰めたら反乱が起きそうです。こんな事に悩むとは・・キャリーを頂いた時には思いもよらぬこと。
悩んだ末、とある雑誌に載っていた情報を参考に、1匹だけ猫を洗濯ネットに入れて運ぶことにしました。狙いをつけたのは一番重そうなガタリラカンデリダをキャリーに詰め込み、ガタリめがけて洗濯ネットをかぶせます・・が、これが意外と難しい。前足を入れてると後ずさりして逃げ、後ろ足を入れるとぴょんと前方に出てしまう。それでもどうにかこうにか中に入れ、キャリーと洗濯ネット猫入りバッグを両手にもちバタバタと家を出ました。
参考にしたとある雑誌には、「洗濯ネットの中に入れると猫ちゃんも安心☆」的なことが書いてあり胡散臭さ抜群でしたが、案の定洗濯ネットに入ったガタリは落ち着かない様子。入ってからというもの、アオウアオウ鳴きながらどうにかして出ようとしているのか必死にすみに頭を押しつけ、動きにくそうにもがいています。確かに動きがとれず逃げ出せないかもしれないけれど、人の罪悪感を刺激しまくる方法でした。あまりの必死さに、病院の前でバッグからだし洗濯ネット入りのままですが、抱っこして撫でて落ち着かせざるをえませんでした。
病院は今日も先客無し。いつもなのか私が行くとき偶々なのか・・。何はともあれ、すぐにワクチン接種を受けることができました。今回も助手の女性に可愛い、綺麗、モデルになれる、まるでカレンダー、絶対3匹でカレンダーになる等々大絶賛されました。何故毎回カレンダーカレンダーとカレンダーが必ず出てくるのかが謎ですが。ラカンの写真写りの良さとデリダの写真写りの悪さを話すと、先生も一緒になってアドバイスをくれました。曰く、フラッシュは絶対たかずにちょっと長めで撮ると良いとのこと。そんな話をしながらもワクチン接種自体は一瞬。今日も先生達に言わせると大人しくよい子でした。ニャーニャー喋りまくってはいましたが。
帰りは心配なデリダを洗濯ネット詰めしました。ガタリほどは暴れませんが、やはり不安げにうごめきながらずーっと鳴いていました。病院と家が近くて助かります。3匹でもう6キロを超えるのでかなり重いし、3匹に盛大に鳴かれると苦しいし。
帰宅後、今回はデリダも特に変な様子は見せずけろっとしていました。ご褒美にモンプチを少し上げると3匹ともぺろり。ホッと一安心です。

行く前はあんなに嫌がってたのに帰宅後はキャリー内でまったり・・。

やはり注射されたところが気になる様子。

今回はデリダもすぐに落ち着きました。
ちなみに、母に今日の顛末を話したところ一言「物置にもう一つキャリーがあるのに」。絶句。私のあの苦労は何だったんでしょう。しかし冷静に考えれば、以前いた猫たちも病院に行っていたのでキャリーが必要だったはず。すぐに使える代物かはともかく何らかの運搬手段があったと考えて母に相談するのが正解だったのでしょう。がっくりです。